安全な仮想通貨、NFT、ブロックチェーンゲームのための基本知識!
暗号資産ウォレットを理解しよう!!
はじめに
みなさん、こんにちわ。
管理人のRRです。
本ブログは30~40代のビジネスパーソン向けに仕事で役立つ情報を発信しています。
本日は
安全・安心なNFT・仮想通貨・ブロックチェーンゲームライフのための基本知識!暗号資産ウォレットを理解しよう!!
というテーマでお送りします。
NFTや仮想通貨取引、ブロックチェーンゲームなどのWeb3.0系のサービスをさわるためには、ウォレットは必須のアイテムです。
なので、正確に暗号資産ウォレットを理解してから始めることで、圧倒的に安全、かつ、効率的に取引が始められます。
この記事を読んで欲しい人
- NFTや仮想通貨取引、ブロックチェーンゲームを始めてみようと思っている人
- NFTや仮想通貨取引、ブロックチェーンゲームの安全性が気になっている人
- あまり暗号資産ウォレットを理解せずにNFTや仮想通貨取引、ブロックチェーンゲームを始めている人
この記事が解決できること
この記事が解決できることは、
- 暗号資産ウォレットの全貌がわかります。
- あなたに合った暗号資産ウォレットの選択が出来るようになります。
- NFTや仮想通貨取引、ブロックチェーンゲームを安全に始めるための知識を得ることができます。
暗号資産ウォレットとは
ここでいう暗号資産ウォレット(以下、ウォレットと省略します。)とは、
仮想通貨などの暗号資産を保管しておくオンライン上の財布
です。
代表的なものはメタマスクになります。
ウォレットの種類
本記事ではウォレットを体系的に理解していきます。
まず、ウォレットには大きく分けて2種類あります。
- ホットウォレット
- ゴールドウォレット
です。
ホットウォレット
まずひとつめのホットウォレットについてです。
ホットウォレットはアプリやWebサイトにつないで管理、送金、交換が出来るウォレットです。
要するに、Web上での操作できるウォレットのことをいいます。
財布をあなたのポケットではなく、Web上に置いているイメージです。
ゴールドウォレット
つぎにふたつめのゴールドウォレットについてです。
ゴールドウォレットとは、USBメモリなどの外部デバイスや紙媒体(ふつうの紙など)で保管されるウォレットです。
Web上につながっていないので、ハッキングやウイルス感染での流出がありません。
そういった面で一般的には安全性は高いと言われていますが、ご自身の管理ミスで紛失してしまう可能性もあります。
ホットウォレットとゴールドウォレットを端的に比較すると、
- ホットウォレットは財布→利便性は高いですが、安全性はやや低い。
- ゴールドウォレットは銀行→利便性は低いですけど、安全性は高い。
といったイメージです。
ホットウォレットの種類
ホットウォレットの種類としては、
- Webウォレット
- デスクトップウォレット
- ブラウザ型ウォレット
- モバイルウォレット
の4つがあります。
それぞれの特徴をお伝えします。
Webウォレット
Webサイト上で使うウォレットのことです。
Blockchain.com
My Ether Wallet
BitGo
などが該当します。
仮想通貨取引所に備えついているウォレットもWebウォレットになります。
インターネットに接続すればどこでも利用できる利便性があります。
これWebウォレットの最大のメリットになります。
また、仮想通貨取引所のWebウォレットの場合、仮想通貨交換業者が秘密鍵(暗号化されたデータを読み解く鍵)を用意し、セキュリティ対策も行っています。
仮想通貨交換業者がある程度、面倒見てくれます。
なので、初心者向けのウォレットとも言えます。
一方で、フィッシング詐欺やウイルス感染の可能性などが心配な人には向かないかもしれません。
デスクトップウォレット
デスクトップウォレットは、イメージとしてはパソコンのアプリケーションに近いです。
Webウォレットのようにインターネット上ではなく、アプリケーションに入らないと情報が見れません。
bitpay
Bitcoin core
Electrum
などがデスクトップウォレットに属します。
ブラウザ型ウォレット
Google ChromeやFire Foxなど、パソコン用Webブラウザの機能拡張ツールとして使うウォレットです。
NFTマーケット、仮想通貨取引所、ブロックチェーンゲームと自動的に連携してくれるので便利です。
ユーザー自身が秘密鍵の管理やセキュリティ対策を行う必要があるため、ブロックチェーンやパソコンのセキュリティに関する知識を予め身につけておく必要があります。
別の記事で紹介しているメタマスクをはじめ、Dapperやブラウザ型ウォレットです。
Dapper
メタマスク
モバイルウォレット
Webウォレットやデスクトップウォレットの会社が、スマホ版ウォレットを提供しているものもあれば、アプリでのみサービスを提供している会社もあり、モバイルウォレットとはこの両方を指します。
モバイルウォレットには、Ginco、Go!、トークンポケット、coinomiなどがあります。
トークンポケット
Ginco
coinomi
Go!
コールドウォレット
コールドウォレットは、完全にインターネットと遮断された紙やUSBなどで保管されるウォレットのことです。
他人にアクセスされる心配がないため、安全性は確実です。
暗号通貨ハードウェアウォレット
USBなどの外部デバイスにウォレットつくり、保管する方法です。
安全性は保証されているものの、USBの購入には1万円程度かかります。
ただ、初期投資はかかるものの安全性と利便性を考えると一番合理性のある今、注目されている保管方法です。
そして、このハードウェアウォレットですが、Amazonやメルカリでは絶対に買ってはいけません。
こちらの正規代理店や公式ストアから買いましょう。
正規代理店
なので、
公式ストア
Amazonやメルカリだと正規の代理店と名乗る偽の販売店や、中古のデバイスを平然と新品として売るような悪質な店も増えているようです。
こういった悪い人たちは、かなり知恵が働きます。
販売するハードウェアウォレットにウイルスを忍ばせているんです。
そして、販売したハードウェアウォレットに、購入者が暗号資産が保管したと同時に抜き取ってしまうんです。
こういった事件がすでに実際に起きているそうです。
なので、暗号資産ハードウェアウォレットを購入する場合は、必ず公式ストア・正式代理店から購入しましょう!
ペーパーウォレット
仮想通貨というのは形のない通貨で、その管理方法は情報を管理するということにほかなりません。
あくまで情報の保管方法なので、情報を書き込めれば保管ができます。
それを昔ながらの情報保管方法である紙に書き留めたものが、ペーパーウォレットです。
具体的にはアドレスと秘密鍵(シークレットリカバリーフレーズ)を印刷し、紙で保管する方法です。
長期の保管が主目的であり、完全にインターネットから遮断される為最も安全な管理方法です。
生成したらどこか安全な場所に保管することが必要になります。
生成後はブラウザやPC、プリンタのキャッシュを削除しておくことを推奨します。
ペーパーウォレットを失ったり、火事で消失したりすると、永久に保管した暗号資産を失うリスクがあります。
保管場所の選定には十分すぎる注意を払いましょう。
また、送金時にはインポート作業が発生するなど利便性が悪いです。
自分にあったウォレットを使いこなそう
以上、様々なウォレットの種類があります。
が、ブロックチェーンゲームやNFTマーケットを利用する際には、限られたウォレットしか使えない場合もあります。
なので、自分が楽しみたいサービスが連携するウォレットを事前に調べておくといいでしょう。
また、目的別にウォレットを使い分けるというのも良い方法です。
具体的には、
- 少額の仮想通貨の取引にはホットウォレット
- 価値の大きな資産の保管にはゴールドウォレット
といった感じです。
リスクと利便性のバランスを上手く取ることができるので、NFT界隈のインフルエンサーさんなどは、このやり方をされている方が多い印象です。
補足:シークレットリカバリーフレーズの保管方法
ここで一点、補足させていただきます。
ウォレットの鍵として、役割を果たすシークレットリカバリーフレーズがあります。
ホットウォレットのサービス全般に付与されるパスワードみたいなものです。
このシークレットリカバリーフレーズ、忘れてしまうと、ほぼウォレットの中身を取り出すことは不可能になります。
なので、忘れない仕組みを確実に構築する必要があります。
また、流出すると第三者にウォレットを自由に操作されてしまいます。
※家や金庫の鍵をなくすイメージです。
シークレットリカバリーフレーズをウェブ上やデバイス上に置いておくと、ハッキングやウイルス感染により、流出される可能性あります。
最近は、手口もかなり巧妙になっています。
なので、一般的に紙にメモするなど、ネットにつながずに保管することが推奨されています。
とはいえ、紙で書くと
- なくしやすい
- 火事でなく消失してしまう
といったリスクもあります。
なので、火事対策として、プレートに刻印する人もいます。
ただ、この対策も自宅に泥棒に侵入されたら、シークレットリカバリーフレーズと特定されやすいといったリスクをはらんでいるとも言われています。
この文字列を見たらどう考えてもシークレットリカバリーフレーズだって見る人からしたらわかってしまいます。
12個のシークレットリカバリーフレーズを分散させて保存
超安全策をとっている方はシークレットリカバリーフレーズの12ワードを
4つずつ3グループに分けて、
- オンライン⇒1グループ
- プレート自宅⇒1グループ
- プレート貸金庫⇒1グループ
みたいに分散管理されている方もいます。
とても利便性が悪そうですが、グループ分けしたことにより、安全性はかなり高まっていますよね。
こういう強者もいるそうです。
おわりに
いかがだったでしょうか?
本日は「安全・安心なWeb3.0ライフのための基本知識!ウォレットを理解しよう!!」というテーマでお送りしてきました。
まとめますと、
- ウォレットには大きく分けて2種類あります。ひとつはホットウォレットで、もうひとつはゴールドウォレットです。
- ホットウォレットの種類としては、①Webウォレット、②デスクトップウォレット、③ブラウザ型ウォレット、④モバイルウォレットの4つがあります。
- ホットウォレットは財布のイメージ。→利便性は高いですが、安全性はやや低い。
- ゴールドウォレットは銀行のイメージ→利便性は低いですけど、安全性は高い。
- シークレットリカバリーフレーズは忘れてしまうと、ほぼウォレットの中身を取り出すことは不可能になります。なので、忘れない仕組みを確実に構築する必要があります。
です。
このウォレットの理解を深めることで安全/安心にNFT、仮想通貨、ブロックチェーンのサービスに触れる事ができます。
ここでウォレットをしっかりと理解していただき、準備が整ったら、まずは仮想通貨口座から開設してみましょう!!
本日は以上です!
ではまた!