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メタバース市場を構成する7つのレイヤーを徹底解説!本要約「メタバース さよならアトムの時代」

メタバース市場はどんな構造になるか?

未来に向けて徹底解説します!

メタバース さよならアトムの時代から本記事が伝える内容

本記事ではメタバースについてcluster株式会社CEOの加藤直人さんの著書「メタバース さよならアトムの時代」を要約しつつ、管理人の解釈も加えてご説明します。

お伝えする内容は

メタバースとはなんだ?メタバース市場を構成する7つのレイヤーを徹底解説!

です。

内容はメタバース初心者向けです。

未来のビジネスのヒントがたくさん得られます。

ぜひ、最後までお付き合いください。

図解!メタバース市場を構成する7つのレイヤー

こちらがメタバース市場における7つのレイヤーです。

メタバース さよならアトムの時代では、メタバース業界を

  • コンテンツ
  • プラットフォーム
  • デバイス

の3つの領域に分けて解説しています。

詳しくはコチラ!

この3つの領域をBeamable CEO、ジョン・ラドフ氏の記事である「The Metaverse Value-Chain」を用いて、7つのレイヤーに細分化して解説します。

  1. 体験
  2. 発見
  3. クリエイター・エコノミー
  4. 空間コンピューティング
  5. 非中央集権化
  6. インターフェース
  7. インフラ

メタバース市場を構成する7つのレイヤーを解説

ここからはメタバース市場を構成する7つのレイヤーがどう変化・成長していくかをひとつひとつ解説していきます。

①体験

メタバースでの体験のポイントは、

生活の非物質化

です。

つまり、近い将来、人類の主な体験をバーチャルとし、リアルな体験が従となる世界にしようとしています。

リアルな体験が減ってくる=リアルなサービス・商品を買う人が減ってくることにつながります。

これが加速することで、非物質化が実現される未来が来ると予想されています。

②発見

メタバースでの発見のポイントは、

ソーシャルな検索

です。

アルゴリズムによるパーソナライズな検索とは別に、ソーシャル性を持った検索が大きな流れとして生まれると考えられています。

ソーシャル性をもった検索とは、リアルな体験でいう

「暇だし友達とショッピングモールでも行くか」

という体験がインターネット上でできるということです。

メタバース上だと、身体性をもって瞬間移動が可能です。

現在でも多くの方が、周囲からSNSやチャットツールで情報をリンクでシェアされると思います。

このシェアされた情報源に体ごと移動して野次馬できる体験。

これがメタバースがもたらす未来の発見の体験です。

夜中にバーチャル空間で友達と雑談していたら、バーチャル上にあるショッピングモールに行こうと誘われた。

友達とメタバース内のゲームを遊んでいたら、たまたま町中の商店街にたどりつき面白そうな店を見つけた。

友達のところに瞬間移動したら、たまたまそこがフリマの会場だった。

このような体験がメタバースでは当たり前となる。

「メタバース さよならアトムの時代」著:加藤直人

③クリエイター・エコノミー

クリエイター・エコノミーは、メタバースの発展に最も重要と言われています。

ポイントは、

だれもがメタバースの体験を作り出せる世界の構築

です。

メタバースの体験が人類にとって主となるためには、メタバース内のコンテンツが豊富にあることが求められます。

そのために、

人類みんなでクリエイターとなりコンテンツを作って、

人類みんなでそのコンテンツを消費する必要があります。

実現のポイントは、

コンテンツ作りの障壁をいかに減らすか

できたコンテンツに対してどう経済を回すか

です。

すでにいくつかのオンラインゲームなどでは、ユーザーがゲーム内で作ったコンテンツの取引がユーザー同士で実際に行われています。

(例:FF14の取引など。)

ですが、まだまだ使用用途がせまく、かつ、コンテンツづくりがまだまだむずかしいのが現状です。

この構造をより多くの人が体験できるようにしてすることが、今後のメタバースの成長に必要不可欠な要素です。

④空間コンピューティング

空間コンピューティングでのポイントは、

ゲームエンジン

です。

ゲームエンジンはメタバースのコアとなる技術であり、代表的なサービスはUnity(ユニティ)です。

最近ではゲーム会社のみならず、個人にもUnity(ユニティ)は浸透しています。

SNSでも、個人がUnity(ユニティ)で作ったであろう高品質な3D作品がよく出回っているのを目にします。

このゲームエンジン技術の発展がメタバースの成長の根幹となります。

それを裏付けるかのごとくUnity(ユニティ)は金融市場でも話題となります。

⑤非中央集権化

メタバースの領域にWeb3の概念が強く入り込んできています。

あたらしいインターネットの活動においてGAFAなどのWeb2.0時代の問題点を持ち込ませないようにしたいという意図があります。

実際にWeb3の世界観で構築されているメタバース的プラットフォームは注目を浴びています。

これらWeb3系のプラットフォームがメタバースの覇者になるのか、Web2.0時代のプレイヤーがメタバースも抑えるのかは。

これから注視すべきポイントです。

Web3系のメタバースの強みはなんといっても希少性の演出です。

ブロックチェーン技術を使って、デジタルデータに唯一無二の価値をつけることができます。

また、おなじブロックチェーン上であれば、そのデジタルデータを持って他のプラットフォームに移動することも可能です。

やろうと思えば、ドラゴンクエストの最強アイテムである天空の剣をファイナルファンタジーの世界に持ち込めます。

また、これまでは天空の剣などのアイテムはゲームをこなせばだれでもゲットできるアイテムでした。

これを全世界で数名しか持てない非常に希少価値の高いアイテムと設定することもできます。

このようにデジタルアイテムを、現実世界のアイテムのように取り扱えるのがWeb3メタバースのおもしろいポイントです。

⑥インターフェース

インターフェースはメタバースに没入するための接点を指します。

現段階はヘッドマウントディスプレイやスマホが主流となっています。

これが今後、

  • サングラス
  • コンタクトレンズ
  • BMI(ブレイン・マシーン・インターフェース)

へと進化していくと言われています。

注目はなんといっても開発競争のゴールと設定されているBMI(ブレインマシンインターフェース)です。

BMI(ブレインマシンインターフェース)は頭に半導体チップを埋めて、脳とリンクさせることで、脳の命令でメタバースに没入できるようになるガジェットです。

こんな近未来的なことをくわだてているのが、、イーロン・マスク率いるニューラリンクです。

イーロン・マスクの率いる会社だと早期に実現するのでは?という期待を抱かずにはいられません。

⑦インフラ

メタバースは高速度の通信環境を必要とします。

そのため、通信環境を現在の5Gから6G、7Gと発展させていく必要があり、通信会社の市場も目が話せません。

また、コンピューティングを支える計算処理基盤もメタバースのコアな技術です。

CPU(中央演算処理装置)やGPU(画像演算処理装置)の技術もさらなる進歩も求められます。

このインフラ技術の発展もメタバースの世界を作り上げるには欠かせない要素です。

なぜ、メタバースの浸透した未来を目指しているのか?

理由としては、メタバースの体験がより現実に近い体験になればなるほど、

  • 便利
  • 楽しい
  • 環境にも優しい

と、考えているからです。

たとえば、メタバースが浸透した世の中が来ると、メタバース世界と現実世界がほぼイコールでシンクロする未来になります。

そうなると、

  • スポーツ観戦はプレイヤーの真横で試合を見ることができます
  • コンサートはアーティストの目の前に近づくことができます
  • 海外旅行が自宅で体験できます

といった世界になります。

しかも、これらの体験をいつでも・どこでも・気の合う仲間と一緒に体験できるようになります。

こうなると、移動なしで質の高い体験ができるようになりますよね。

さすがにわくわくしますよね。

メタバースは地球環境にも優しい!

加えて、メタバースが実現すると、移動コストやリアルなものの消費が減ることが予想されます。

結果、それらにひもづくエネルギー使用量も減るため、地球環境にも優しい人類の行動形態が新たに作れます。

環境問題の悪化も止められる可能性がメタバースにもあります。

このように様々な可能性があるメタバース。

あなたが今、取り組まれているビジネスでどう応用するか。

今から考えてみると、未来のビジネス案が浮かぶかもしれません。

ぜひ、一度立ち止まって考えてみてください!

おわりに

いかがだったでしょうか?

今回は「メタバースとはなんだ?メタバース市場を構成する7つのレイヤーを徹底解説!」という内容でメタバースを解説しました。

まとめると、

まとめ

  • メタバースにおける体験は、リアルが主でバーチャルが従である現在の体験の在り方を逆転させて、リアルが従でバーチャルを主にする。
  • 7つのレイヤーの中ではクリエイター・エコノミーが最も大切な要素。多くの人が自らコンテンツをつくり、コンテンツを消費して経済が回るような仕組みを作らなければならない。
  • Web3系のメタバースの強みはなんといっても希少性の演出です。ブロックチェーン技術を使って、デジタルデータに唯一無二の価値をつけることができます。

です。

本記事でメタバースに興味を持っていただいた方はメタバース さよならアトムの時代を実際に手に取ってみてください。

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