本記事ではバーチャル美少女ねむさんの著書、メタバース進化論ー仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界をもとに、メタバースがもたらす3つの革命についてお伝えします。
本記事の結論
結論から先にお伝えすると、
本記事の結論
メタバースは人類に「アイデンティティ」「コミュニケーション」「経済」の3つの革命をもたらす。
【アイデンティティ】
- メタバース時代の到来により、人類は自分が好きな外見(アバター)、好きな名前(仮名【キャラ名】)、好きな声(変声技術)で社会活動ができる未来が来る。
- メタバースはアイデンティティの捉え方を、個人から分人へと導く。
【コミュニケーション】
- メタバースでは、デジタルにおけるコミュニケーションの特徴をそのままに、リアル以上の空間的・心理的距離感の近さというメタバース固有の特徴によって、かつてないコミュニケーションが近い将来誕生する。
【経済】
- バーチャルな人格ひとりひとりにアバターを起点とした経済圏が生まれる分人経済の時代が来る。
- だれもがメタバース上に空間自体を自由かつ無限に作ることができ、その空間を中心として経済が回る時代が来る。
ひとつひとつ詳細にお伝えしていきます!!
メタバースがもたらす3つの革命
メタバース進化論では、メタバースがもたらす3つの革命として、
- アイデンティティのコスプレ
- コミュニケーションのコスプレ
- 経済のコスプレ
と予測しています。
この予測はバーチャル原住民の生活実態や文化を調査した「ソーシャルVR国勢調査」にもとづいています。
しかも論じているのが、著者のねむさん自身もバーチャル原住民の頂点的存在です。
リアルな現場からのデータ・知見がつまった情報なので、かなり確度は高いと私は思っています。
これからお伝えする内容が近く現実になることを意識しながらチェックしていただきたいです!
アイデンティティのコスプレ
メタバース時代の到来により、人類は
でリアルな自分に縛られず社会活動ができる未来がきます。
なぜなら、メタバースではデジタルの力であらゆるものが無限に制作・複製できるからです。
好きなアバターを自分で作って、それぞれのアバターで自由に名前を名乗ることができます。
「声は作れなくない?」
と、思う方もいるかもしれません。
ですが、変声技術は進化しつづけています。
メタバース上ではどんな声色でもリアルタイムで再現できるようになってきています。
このように
- 外見
- 名前
- 声
を自分が好きなように無限に表現できる時代がきます。
なので、アイデンティティが一つである必要はなくなります。
場所やコミュニティごと無限に自分を定義できるようになります。
そんな時代になると、本当の自分を探すなんて必要はなくなるのかもしれませんね。
そのとき、その気分で自分らしくを自由に変えて、生きていける時代がくるのかもしれませんね。
コミュニケーションのコスプレ
メタバースでのコミュニケーションは現実同等か、それ以上の機能を持ち、新しいコミュニケーションのあり方を作り上げます。
なぜなら、メタバース黎明期において、すでにリアルなコミュニケーションに近い体験がメタバースに存在しているからです。
たとえば、
メタバースではリアルより空間的距離が近いと感じるユーザーが76%もいるそうです。
リアルではスキンシップなど、一切しないが、メタバースのようなバーチャルな空間だと積極的にスキンシップする方が多いそうです。
また、ソーシャルVR国勢調査によると、
- メタバースで恋愛 → 40%
- 実際に恋愛パートナーになった → 30%
- バーチャルでの性的関係を持った → 32%
といった、まだメタバースにふれたことない人からすると、かなりインパクトのある数字がデータとして残っています。
黎明期において、この数字ですから、今後どんどんこの数字が伸びてくることは容易に想像がつきます。
また、人類のコミュニケーションのあり方は絶えず進化しています。
今まではリアルワールドはひとつしかなかったので、ひとつの価値観を受け入れることが前提の世界で、私たちはコミュニケーションをしています。
ですが、これからは違います。
コミュニケーションもメタバースの世界観、あなたのアバターのアイデンティティを前提として選択できるようになります。
その時代が訪れたとき、人類はどういったコミュニケーション方法を獲得するのか?
人類の未来に要注目ですね!
経済のコスプレ
メタバースは経済にも革命をもたらします。
もたらす革命はミクロ的とマクロ的と、大きく2つに分類できます。
です。
アバターの数だけ生まれる経済圏ー分人経済
分人経済とは、
バーチャルな人格ひとりひとりにアバターを起点とした経済圏が生まれること
をいいます。
クリエイターエコノミーの究極形ともいわれます。
クリエイターエコノミーとは、アーティストなどの価値創造の主体を起点に回る経済圏をいいます。
なぜ分人経済が生まれるかというと、メタバースにいる時間が長い人が増えるからです。
メタバースにいる時間が長くなると、当然、いつも同じアバター・ファッションだと飽きてくるのが人間の心情です。
なので、時間を過ごせば過ごすほど、メタバースでの見た目を変えようとファッションやアバターに多くの人が力を入れます。
また、見た目が変われば性格も変わるのが人間です。
このようにリアルの見た目や性格と全くことなる”自分”がメタバースに生まれることになります。
場合によっては、ひとりで2体以上の”自分”を持つことになります。
このメタバースの自分に対する比重が大きくなればなるほで。経済も大きく動きます。
そしてこの経済活動がすでにメタバース原住民の方々の中で動き出しています。
その様子はというと、個人クリエイターと消費者個人のやりとりで回る経済圏になっているということです。
リアルのように代理店などの中間事業者を介さず、個人間取引で創造と消費が行われているのです。
こうやって、クリエイターが直接消費者とやりとりをでき、その経済圏が爆発的に伸びる環境が今、メタバースに整いつつあります。
次の経済の革命はメタバースの分人活動とクリエイターから生まれることが予測されます。
地球という枠組みを超えるー超空間経済
メタバースがもたらすもうひとつの経済革命が超空間経済です。
超空間経済は地球という限界がある空間を飛び越えて、人類が無限に自分が作りたいような空間を作れる時代になることで生まれる経済を指します。
メタバースが浸透した世の中になると、デジタルツインがメタバース上に次々と登場し、沢山の人がそこに集まり、経済が回ることが推測されています。
デジタルツインとは
物理現実で取得した情報をもとに、デジタルの仮想空間上に物理現実を双子(ツイン)のようにそっくりそのまま再現する技術のこと。現実と連動しているのが基本となる。
例)友達とはリアルで会うが、役所の手続きはめんどうだからデジタルツインの市役所で家から手続きを済ますなど。
また、個人クリエイターが魅力的なワールドをデザイン・制作し、ワールド自体を販売したり、ワールドのデザイン・制作を受託するといったことも生まれます。
その結果、地球の制約を飛び越えた魅力的な空間が無限に生まれるようになります。
より詳しく解説しているのはコチラ
これら、デジタルツインや個人クリエイターが作るワールドに広告を表示したり、イベント開催やファッションブランドの開店、それらサービスを提供するための接客業なども登場します。
こういった形でワールド経済圏が近い将来誕生することが予想されます。
このアバターやワールドを起点とした経済圏に対して、消費する側に回るのか、提供する側に回るのか。
今から考えて行動すると、新しい経済圏の波に乗れるかもしれません。
個人が空間を自在にデザインできる「個人クリエイターによる超空間コンテンツ」こそが、社会全体に大きなインパクトを与える「超空間経済」の本命だと私は考えています。
引用:メタバース進化論ー仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界
おまけ:メタバースの未来を数字で語る
本書に取り上げられているメタバースの未来を読み解く数字をご紹介します!
マーク・ザッカーバーグは2031年にメタバースの利用者10億人を目標に2021年から毎年1兆円の投資をするとしています。
また、エマージェンリサーチによると、2028年にメタバース関連市場は約95兆円に到達すると推測されています。

2021年時点の全世界の電子商取引市場が500兆円規模なので、もし本当にそれに匹敵するほどの市場が生まれるのであれば、まさに現在「インターネットで生きていく」ことが当たり前になっているように、10年以内に「メタバースで生きていく」ことが当たり前になりそうです。
引用:メタバース進化論ー仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界
おわりに
今回はばーちゃる美少女ねむさんの著書「メタバース進化論ー仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界」からメタバースがもたらす3つの革命についてお伝えしました。
あらためて本記事の結論です。
本記事の結論
メタバースは人類に「アイデンティティ」「コミュニケーション」「経済」の3つの革命をもたらす。
【アイデンティティ】
- メタバース時代の到来により、人類は自分が好きな外見(アバター)、好きな名前(仮名【キャラ名】)、好きな声(変声技術)で社会活動ができる未来が来る。
- メタバースはアイデンティティの捉え方を、個人から分人へと導く。
【コミュニケーション】
- メタバースでは、デジタルにおけるコミュニケーションの特徴をそのままに、リアル以上の空間的・心理的距離感の近さというメタバース固有の特徴によって、かつてないコミュニケーションが近い将来誕生する。
【経済】
- バーチャルな人格ひとりひとりにアバターを起点とした経済圏が生まれる分人経済の時代が来る。
- だれもがメタバース上に空間自体を自由かつ無限に作ることができ、その空間を中心として経済が回る時代が来る。
本記事を読んで「メタバース進化論――仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界」が気になった方はぜひ、下のリンクをクリックして実際に読んでみることを激しく推奨します!
この記事で取り上げられなかった論点が豊富にあります!
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