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最新トレンド解説!「クリエイターエコノミー」

こんにちわ。

本ブログ管理人のRRです。

今回は最新トレンドの解説シリーズとして、クリエイターエコノミーを取り上げます。

読んだ方が良い方としては、

  • 副業をしている方
  • 表現活動をしている方
  • 企業に属して新規事業を考えようとしている方
  • 起業家を志す方

は、クリエイターエコノミーは大前提として理解しておくべき考え方です。

では、いってみましょう!

クリエイターエコノミーとは

クリエイターエコノミーとは、

これまで企業が生産し、個人が消費する一方向ではなく、すべての人々がクリエイターとして表現を行いすべての人々がその消費者になる双方向の経済圏

を指します。

引用:クリエイターエコノミー協会

です。

 

要するに、

クリエイターが仲介者なし(もしくは限りなく少なく)に作品を消費者に届けられるようになった

ということです。

クリエイター受難の時代

クリエイターと聞くと、みなさんどういうイメージでしょうか?

小説家、マンガ家、芸能人、役者、画家、写真家、ミュージシャン、ダンサー、芸人などなど。。。

ここでは、

個々の表現物を世に発信している人

と定義したいと思います。

 

こういった方々の共通するポイントが、

売れるためには仲介組織に所属しなければならなかった

です。

  • 小説家、マンガ家⇒出版社
  • 芸能人、役者、ダンサー、芸人⇒芸能事務所
  • ミュージシャン⇒レーベル
  • 画家、写真家⇒プロダクション

などこういった組織に所属しないと、自分の表現物が世の中に広めることができなかったんです。

 

ドラマで、売れない小説家や画家が出版社の人に表現物を見せたときに

「こんなん売れねえよ」

的な恫喝をされて、原稿とか絵を捨てられるシーンありますよね。

 

かつての仲介組織とクリエイターはそういったドラマのうような世界観でした。

構造的に、仲介組織>クリエイターっていう力関係だったんです。

なので、仲介組織の方が、クリエイターが作った表現物で得られる収益を条件良くゲットできていた時代だったわけです。

芸能人が、事務所と給料で揉めて、芸能界から干されるといった話、聞いたことありますよね?

こういった話の背景には、上でお伝えした仲介組織とクリエイターの力関係があったんです。

仲介組織の方が力が強いので、そこと揉めると業界で仕事がもらえなくなる。

なので、意に沿わなくても、クリエイターは仲介組織に迎合しなければならなかったんです。

まさにクリエイター受難の時代だったわけです。

インターネット、SNSの登場で起きた地殻変動

それが、ここ数年で徐々に力関係が変わってきていました

それが

インターネットやSNSの登場

です。

 

  • 小説家、マンガ家 ⇒ ブログ、noteなどのプラットフォーム
  • 芸能人、役者、ダンサー、芸人、ミュージシャン ⇒ YouTubeなどのSNS
  • 画家 ⇒ InstagramなどのSNS

といった感じで自分の表現物を直接的に世の中へ広められる場所(プラットフォーム)が作られてきました。

そういった場所(プラットフォーム)を使えば、個人で活動しても表現が届けられるし、収益を出せるようになったんです。

この流れで生まれてきたのが、YouTuberです。

YouTubeで個人個人の表現物を発信して、収益を得る人々

ですね。

一時UUUMみたいなYouTuber専用事務所も台頭してきましたけど、結局多くのYouTuberが離脱してしまいました。

事務所機能が、個人で代替できてしまう時代になったんです。

コロナでその傾向がますます強まる

この傾向がコロナでさらに強まります!

多くの人たちが自宅にこもり、インターネット内に集まる時間が増えたからです。

インターネットに人が集まれば集まるほどYouTubeやSNSでの露出が増えていきます。

その結果、インターネットやSNSで作品を届けているクリエイターは、多くの人に表現物を届けることができるようになりました。

多くの人に表現物を届けることが出来れば、表現物にひもづく収益を多く得ることができます。

コロナの影響で既存のビジネスモデル、特にオフラインのビジネスが立ちゆかなくなり、そのビジネスモデルで収益を上げていた仲介組織の多くが影響力を失っていきました。

たとえば、2020年以降、

「芸能人が独立!個人事務所を設立!」

みたいなニュースが乱立していましたよね。

あれこそまさにの事例で、

ライブや映画、舞台、劇場、テレビなどのエンタメなど仲介組織の主戦場だった場所が活動を休止する中、インターネットで個人活動をして、収益をあげられることを知ってしまったクリエイターたちが独立を果たしていった

そういった流れが背景にあったんです。

そして、NFTでさらなる加速。。。

そして、2021年のあたまにNFTアートが注目をあびてきました。

NFTアートとは、

「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略。

ブロックチェーン技術を活用することで改ざんすることができない仕組みを活用したデジタルアート

です。

 

NFTアートには、

  • 唯一性を証明できる
  • 改ざんできない
  • データの作成者/所有者を記録できる

といった特徴があります。

 

これだけだと、よくわからないのですが、具体例でお伝えすると、

NFTアートにすると、デジタルアートが唯一無二であることを証明できるようになります。

そうすることで、このデジタルアートは世界にひとつしかない1点ものであるということを証明できるようになります。

その希少性の演出により、クリエイターはアートの価値をより高めることができます。

 

加えて、NFTアートは所有者を都度記録してトラッキングできます。

このことにより、

  • 転売時にもクリエイターに手数料が入るような仕組みを作れる
  • 過去に持った人がの履歴がわかるので、その人の影響力により、アートにさらなるストーリーを付加できる

といったことができます。

 

なので、クリエイターは、

  • 表現物の価格を供給量をしぼって上げることが出来る場合があります
  • オフラインでは絶対に収益化できなかった転売の際に手数料を取れます
  • 著名な人が一度でも購入・所有してくれたら、表現物の価格を上げることができますし、その際の転売からも手数料をとることができます

といった形で、NFTアートはクリエイターに多くの収益のポイントを与えてくれます。

 

このNFTの技術は絵、音楽、文章、動画など様々な表現物に適応可能です。

そして、これらの仕組みが改ざんされない安全性があるのがNFTアートなんです。

NFTはWeb3.0の文脈にある技術

Web3.0は、

中央集権的に所有され、管理されたアプリケーションから、非中央集権型プロトコルの上に構築されたアプリケーションへ」というWebアプリケーションの新しいビジョンを示す言葉

です。

 

くわしくはこちらから

NFTアートの最大のマーケットプレイスはOpenSeaというプラットフォームです。

このOpenSeaはWeb3.0の考え方で運営されています。

GAFAみたいな巨大企業のプラットフォームではなく、分散型のプラットフォームです。

分散型のプラットフォームでは個人間取引が基本となります。

なので、中央主権的なプラットフォームとは違って、アップルやグーグルのプラットフォームのように30%といった高額な手数料を抜かれることはありません。

 

ちなみにOpenSeaの販売手数料は2.5%です。

この手数料の差、とてもつもないですよね。

 

iOSやAndroidと比較して、27.5%もお得にクリエイターは収益を上げられるんです。

限りなくクリエイターに優しいプラットフォームです。

今後、Web3.0の考え方が浸透するにつれて、クリエイターはもっともっと活動しやすい時代になります。

こういった未来を見据えて、今、クリエイターエコノミーが注目されていますし、これからもますます加熱していく見通しです。

おわりに

いかがだったでしょうか?

今回はクリエイターエコノミーについて解説しました。

まとめると、

  • クリエイターエコノミーとは、これまで企業が生産し、個人が消費する一方向ではなく、すべての人々がクリエイターとして表現を行いすべての人々がその消費者になる双方向の経済圏のことをいう
  • インターネット、SNSの登場でクリエイターが仲介組織に所属しなくても、個々で活動して表現物を通して収益・認知を獲得できるようになった
  • コロナウイルスの影響で人々のライフスタイルがさらにデジタルへ移行するにつれて、クリエイターエコノミーはより加速していった
  • その加速に火をつけたのがNFTという技術。NFTでクリエイターの表現物に関する収益のポイントや売り方によりさらに収益を上げられる時代にさしかかっている
  • NFTの根本となる思想のWeb3.0が推し進める分散型のプラットフォームは、個人間取引を可能とし、中央を介さず手数料を最小限におさえることができる。このことにより、クリエイターにとってさらに活動しやすい未来が待っていると推測されている

です。

クリエイターエコノミー、いかがだったでしょうか?

組織に所属するよりも、クリエイターとしての能力を磨くことが、あなたの人生にとって最良の選択になる可能性高まってきています。

クリエイターとして表現ができるものがある方は、どんどん世に発信していくべき時代にさしかかっていると言えるのではないでしょうか。

本日は以上です。

では、また。

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