どんな話も世界一おもしろい話と思って聞け!!
って言われたどうでしょう?
「いやいや、そんなの無理だよ!上司の話とかマジつまんないし!」
って思いますよね。
たしかに気持ちわかります。
どう考えても無理です。
ですが、どんな話も世界一おもしろいと思って話を聞く。
そうすることがコミュニケーションの達人への第一歩だと聞いたらどうでしょうか?
今回はそんなお話です。
はじめに
こんにちわ。
本ブログの管理人のRRです。
本日はDr.ヒロさんの
「思い通りに人を動かすヤバい話し方」より管理人が重要と感じたポイント4点のうちの1つである、
「聞き方の極意」
というテーマでお話していきます!
【その他ポイント3つの記事はコチラ】
①洗脳はだれでもできる!!
②まず、媚びを売れ!
③伝え方の極意!!
この記事で解決できるお悩みは、
- セールス成績が上がらなくて困っている方
- 人間関係に悩んでいる方
- コミュニケーションが円滑になる知識を具体的に知りたい方
です。
なぜ、聞き方を磨くべきなのか
本書は「思い通りに人を動かすヤバい話し方」というタイトルです。
話し方に関する本のはずなになぜ、聞き方を磨くべきなのか?
こんな疑問を持たれた方もいらっしゃると思います。
その疑問に関する答えとして、
耳はふたつ、口はひとつ
ユダヤ人の格言の中に、
人には口が一つなのに
耳が二つあるのは何故だ
それは自分が話す倍だけ
他人の話を聞かなければならないからだ
というものがあります。
ですが、多くのコミュニケーション力を高める方法として、世に出ているモノの大半は、
- 正しい話し方
- 話術のテクニック
といった話す能力のことばかりです。
これはおそらく、現実に”聞く”以上に”話す”が好きな人が多いからです。
数多いる”話す”が好きな人のニーズに応えたいんです。
そのため、市場的には”話す”ノウハウが供給過多で、”聞く”ノウハウが不足している状態です。
とはいえ、コミュニケーションは”話す”と”聞く”の両方が揃って初めて成立します。
と、考えるならば、”聞く”が上手い人は圧倒的に希少価値が高いんです。
”聞く”力を高めた方がコミュニケーションの達人になるためには効果的なんです。
言語情報はたったの7%!
前回の記事でもお伝えしましたが、
メラビアンの法則は、人間は他人とコミュニケーションを取るとき
言語情報(Verbal)7%
聴覚情報(Vocal)38%
視覚情報(Visual)55%
で人を判断しています。
つまり、話す内容の言語情報は、その人を印象づけるものの中で、7%しかありません。
7%の部分にコミットするよりも、大きな割合を占める聴覚や視覚に訴えかける聞き方を磨くほうが、相手に良い印象を与えることができます。
このことからも、まずは”話す”よりも”聞く”に力点を置くことの大事さが伝わると思います。
聞き方の極意は世界一おもしろいと思って話を聞くこと
ここまで、”聞く”がいかに大事かをお伝えしてきました。
なので、ぜひ今日から”聞く”を意識してコミュニケーションしましょう!
具体的にどういう意識を持てばいいかというと、
「どんな人の話でも世界一おもしろいと思って聞く」
です。
それがあなたにとって間違いなくプラスになります。
理由としては、4点あります。
相手から好かれる
世界一おもしろいと思って、話を聞くってことは
目を輝かせて、
繰り返しあいづちを打って、
話の一挙手一投足に合わせてオーバーなくらいにボディランゲージする
イメージです。
仮に自分が話していたとして、相手からそんな風に聞かれると、シンプルにうれしいですよね。
間違いなく気持ちよくなって、聞いてくれる人のことが好きなります。
まずは、聞き役に徹して、相手に自分のことを好きになってもらいましょう。
そうすると、その後、自分が話をするときに相手をコントロールしやすくなります。
この前提の有無で大きく差が生まれます。
自分の思い通りに相手を誘導したいなら、いつだって人の話は世界一おもしろいと思って、聞きましょう。
話がノリノリになる
繰り返しになりますが、自分の話を世界一おもしろいと思って、話を聞いてくれる人が目の前にいたら気分いいですよね。
そうなると、話し手としては、テンションは爆上がりですよね。
ノリノリになって、思ってたこと以上にいろいろなことを話してくれます。
普通に聞いていたら、得られなかった情報まで得ることができる可能性が高まります。
自分の理解が進む
世界一おもしろいと思うためには、相手に集中しなければなりません。
話の内容だけでなく、相手の身振り手振りにすら気も配ります。
相手に合わせて、自分もあいづちやボディランゲージもしなければならないからです。
こうやって相手の話を聞いていると、話の理解度が圧倒的に高まります。
相手の表面的な主張にとどまらず、考え方の背景まで読み取れるようになります。
こうやって、相手の理解度を深めておくと、こちらが話すときに相手に合わせた話し方ができるようになります。
選択した以上、世界一おもしろいと思うべき
これは考え方の話ですが、大事な部分です。
たとえ、あなたがつまんない話を聞いていたとしても、数多ある行動の選択肢のうち、それを選んだのはあなた自身です。
自分で話を聞くと選んでおいて、自分でつまらないと思うなんてあまりにも時間の無駄すぎます。
相手にとっても、失礼です。
お互い、損している状態ですね。
どうせならお互い得している状態のほうが、意義のある時間の使い方です。
世界一おもしろいと思って話を聞く技術
世界一おもしろいと思って話を聞くべき理由は納得できた。
とはいえ、じゃあどうすればいいんだ?
と、ここからは具体的な
「世界一おもしろいと思って話を聞く方法」
をお伝えします。
ポイントは話を楽しく聞いていることを全身で相手に発信するということです。
具体的なアクションは3つだけ!
- 「うなずく」
- 「あいづちをうつ」
- 「まゆげを動かす」
です!
うなずく
うなずくのは話を聞くことの基本です。
コツは、
- 大きく
- テンポ良く
- タイミング見て
の3ポイントです。
うなずくのが小さいと相手に伝わりません。
大きすぎるくらいが丁度いいと心得ましょう。
テンポとしては、要所では大きく、時に小さく刻む感じも織り交ぜながら抑揚を聞かせることが大切です。
タイミングは話をちゃんと聞いているか、のアピールになります。
相手が気分が乗っているとき、声を大きくして大事さをアピールしているときなどに合わせることが大事です。
話し手の動きに集中して、タイミング見て、大きくうなずきましょう。
あいつぢをうつ
基本は
- 「うん」
- 「はい」
ですね!
感情とアクションを大きく込めてやるものとしては、
- 「う~ん」
- 「は~!!」
- 「へ~!!」
- 「なるほど!!」
- 「そうですよね~!!」
といった、言葉です。
上に書いたあいづちと併せて、これらの言葉を使っていきましょう。
まゆ毛を動かす
相手の話に合わせて表情を動かすことで、相手に感情を伝えることができます。
まゆ毛は小さな動きなので、相手の話を遮ることもありません。
動かし方もカンタンです。
ただ、まゆ毛を上げるだけです。
まゆ毛を上げることで、
- 驚き
- 興味
- 強調
という感情を伝えることが出来ます。
ぜひ、積極的にまゆ毛を上に動かして、感情を伝えていきましょう。
ちなみに余談ですが、平安時代の公家が、まゆげを全剃りして、おでこのあたりにまゆげを書いているのを見たことあると思います。
通称、まろまゆです。
これはなぜかというと、相手に感情を読まれないためです。
眉毛がないと、人は表情が読み取りにくいみたいです。
裏を返すと、まゆ毛があることで感情を多く伝えられるので、プラスに活用しない手はないですよね。
同じ話、わかりきった話をする相手にも、話を遮らない
みなさんの周りにもいると思うんです。
わかりきった話をする人
そういった方への対処法を教えてます。
それは、話を遮らないことです。
もっと言うと、わかりきった話に対して、
「それは違います」
は、絶対に言ってはいけません。
人は聞くよりも話したい生き物。
なので、話している最中に遮るのは相手の気分を害す可能性が高いです。
男性にいたっては、話を遮って言われたことが、たとえ正しい話だったとしても、納得しないプライドが高い人もいます。
(私も気をつけます。。。)
そういった意味からも、話を遮るのは本当に悪手です。
人は自分の話を最後まで話をさせないと、もはや攻撃されたレベルで不快になります。
なので、
話を遮って、
「それは違います」
は絶対にやめましょう!
ではどうすればいいか。
話を最後まで、最後まで、聞いてからの、
「そうですよね~」
です。
「そうですよね~」はある種魔法のワード
「そうですよね~」は前提として、肯定の意味があります。
とはいえ、あなたの意見を全面的に肯定していますという意味には必ずしもなりません。
- あなたの意見は理解した
- あなたの意見に一部に同意している
という意味合いでも使えます。
なので、どんな意見でも最後まで聞いて、
「そうですよね~」
と伝えましょう。
そうすれば、話した人に対して、賛成も反対も一旦置いておいて、
「まずあなたの意見については理解した」
という肯定のメッセージは伝えられます。
そこから、自分の意見があれば話せばいいのです。
繰り返しになりますが、まちがっても、話を遮って、
「それは違います!!」
はやめましょう!
完全に嫌がられます。
あなたがそのあと、どう誘導しようと話しかけてもダメです。
もともと好感を持たれていないので、話すら聞いてもらえない可能性があります。
どんなに話がわかりきってても、
どんなに話が自分の意見と合わなくても、
まずは、「そうですよね~」
で受け止めましょう!!
おわりに
いかがだったでしょうか?
本記事では、聞き方の極意として、
- どんな人の話でも世界一おもしろいと思って聞こう。その理由として、相手に好かれる、ノリノリになる、理解が進む、話を聞くと選択したからには有意義な時間とお互い感じるべきの4つ。
- 「世界一おもしろいと思って話を聞く方法」の具体的なアクションは「うなずく」
- 「あいづちをうつ」「まゆげを動かす」の3つだけ
- わかりきった話をする人に対しても、話を遮ってはいけない。人は自分の話を最後まで話をさせないと、もはや攻撃されたレベルで不快になります。
- 人の話に対して、「それは違います」は、絶対に言ってはいけません。まずは「そうですよね~」と肯定をして、受け入れてから自分の意見を伝えよう。
と、なります。
本記事は以上です!