思考法 自己啓発

アウトプット効率を爆上げするノウハウを公開! 本要約「ハック思考」

みなさん、こんにちわ。

本ブログ管理人のRRです。

 

今回はKaizenPlatformのCEO須藤憲司さんの「ハック思考」を紹介したいと思います。

須藤憲司さんはリクルートのご出身です。

この方、只者ではありません。

  • リクルートの4種類ある全社表彰をすべて獲得
  • リクルート史上最年少執行役員(当時)
  • その後、退職しシリコンバレーで起業
  • 起業時に30社のベンチャーキャピタルが出資に手を挙げ、最終的に累計34億円の資金調達を実施
  • 創業から3年で顧客の売上を総計240億円伸ばす

などなど圧倒的な結果を出されているお方です。

リクルート時代の須藤さんはサラリーマンの神的存在といっても過言ではないです!

ハック思考を一言で表すと・・・

この本に関して、ひとことで申し上げると、

「成果を出す方程式を超絶わかりやすく説明している本」

です。

文章全体を通して、非常に簡潔でわかりやすくとても読みやすい本です!

読もうと思ったら2時間もあれば一気に読めます!

けど、中身はとても充実した内容になってます!

今回はこのハック思考で管理人が個人的に刺さったトピックを3つをご紹介したいと思います!

それではいってみましょう!

時間×お金→成果

この本のタイトルになっているハック思考「ハック」についてどう定義しているかというと、

「時間×お金→成果」という方程式の中で「→」の転換効率を劇的に上げること

としています。

この法則、すごいです!

端的、かつ、腹落ち感の威力が圧倒的です!

だれにもわかりやすく言語化していただいたことに感謝しかありません!

具体例はいらないくらいわかりやすいのですが、あえて、自分の整理として書いてみます!

たとえば私はプログラミングを勉強しています!

「副業で稼げるレベルのスキルを習得する」という成果が欲しかったとして、

  • 時間⇒勉強or労働orインターンなど、どのやりかたにどのくらいの時間を投資できるのか
  • お金⇒書籍代、スクール代、Progate代、Udemy代など、どの選択肢にいくら投資できるのか

時間とお金もいろいろな選択肢があって、

そこからどういった選択肢で、

どれだけの量を投資するか

で成果が変わってくるという話です!

あたりまえの話といえばあたりまえです。

とはいえ、これをきちっと意識できている人がいるでしょうか?

加えて、須藤さんほどの実績を作った方が、こういったシンプルな方程式を使っていることにもおどろきでした!

優秀な方はシンプルなルールを徹底して使い込んでいるということも学びになりましたね!

変わった私のアクション【1】

この方程式を知って私に変化があった思考や行動としては、

思考停止で前例をなぞらなくなった

仕事するときに

「いままでこうやってたらから」

と、無意識に前例をなぞることありませんか?

もしかしたらその前例が過去、「時間×お金→成果」という方程式の結果を最大にしてくれるたのかもしれません。

が、変化が激しいこの時代においてずっと同じやり方は難しくなっています。

現代はIT技術の革新で、前例が通用しにくい時代になっています。

なので、思考停止で前例にとらわれてはいけません。

常に成果が上がる選択を考えられるように、デスクにこの方程式を書き出して貼ってます!

まだまだ意識しなければ難しいですが、呼吸するようにこの方程式を使いこなせるようになりたいですね!

限界値を考える頭になった。特に時間!

サラリーマンだと予算管理は会社から厳しくされるので資金使途について限界値を意識します。

けど、自分の使える時間に関しては意識が薄くなりがちな人、多いんじゃないでしょうか?

最大のアウトプットは意識しているけど、労力については考えがきちっと及んでいる人は実は少ない印象です。

仕事はできるけど、残業する前提で仕事をしている方、あなたの周囲にもいるんじゃないでしょうか?

時間の限界値を考えると、残り時間から逆算をするようになります。

そうなると、残り時間を考えると、根本的にやり方が間違っていたという致命的なミスを避けることが出来ます。

逆算して気づいたことをチームに共有すると、メンバー全員でやり方の軌道修正を考えることもでき、効果的な結果を生むことができます。

私はこの思考を手にしたことで、問題があった場合は早い段階でに軌道修正ができるようになりました。

おかげで無駄に残業したり、徹夜で締め切りに間に合わせたりといったことがなくなりました。

選択肢を出すようになった。

私は「第一印象から決めてました〜」的思考が強い人間です。

パッと考えて浮かんだやり方で突っ走ってしまうんです。

比較検討しないタイプです。

時間や、お金、成果とか意識しないで短絡的に決める人生でした。

即断即決もいいんですが、一度この方程式を挟むように最近はしています。

ググれば比較検討する選択肢がなんでも調べられる時代です。

そんな時代にに生きているのに、選択肢を出さないなんて勿体ないですよね。

HACKのやり方

方程式の紹介だけだと、

「成果をあげるために意識する方程式はわかったが、成果を最大にするアクションプランはなんだろう?」

という疑問が生まれると思います!

その答えは「極めて少ない労力とコストで結果を出すステップ」として

  • (ステップ1)人と違う規則性や法則を見つけて、
  • (ステップ2)その規則性や法則を構成するシステムのスキマに介入する

と本書は述べています。

少し抽象的なので、この本でも紹介されているエレベータの件で具体的に説明すると、

あるビルの管理会社が借り主から「ビルに設置されたエレベータの待ち時間が長い」というクレームを受けました。

このクレームに対して、専門家たちはエレベータの増設や機種変更といったハード面の提案をしました。

まあ、普通ですよね。

結局、この専門家の提案は投資額が莫大になるのでボツになります。

クレームがなくならなくて困ったビルの管理会社の担当者が、ある日部下からこう提案されます。

「各階のエレベータの前に大きな鏡を置きませんか?」と。

その部下の提案どおりに各階に鏡を置いたらクレームがなくなったのです!

なぜかというと、鏡を置くことでエレベータを待つ時間を、鏡で身だしなみを整える時間と変換して、待ち時間を減らしたからです。

専門家や一般人は、

法則を「クレームをなくす=待ち時間を短くする」として捉え、打ち手は「ハード面への投資」としました。

しかし、管理会社の部下は、

法則を「クレームをなくす=待ち時間と認識される時間を短くする」として捉え、打ち手は「大きな鏡を置く」としました。

結果、管理会社の部下が少ない労力と時間で欲しい成果を得ることが出来ました。

これぞ人と違う法則を見つけて、その規則性のシステムのスキマに介入するといった話です!!

変わった私のアクション【2】

今の規則性への理解を深めるようになった

「そもそもこの法則ってなんだっけ?」

と、最近考えるようにしています。

本の中でも述べられてますが、人と違う法則見つけるにも、まずみんながどう法則を捉えているかを知らなければハックできません。

とはいえ、

「そもそもの法則を理解しよう!」

って思うと意外に、そもそもその法則をだれも理解していないことが多いです。

なので自分的には3ステップだと思っていて、まず原理原則を認識するのを1歩目として心がけています。

思考のフレームワークを勉強した

思考のフレームワークって知識止まりで終わってませんか?

私にとってはよくわからないけど、ビジネス書や会社の研修で目にして、覚えては忘れを繰り返す印象でしかありませんでした。

ですが、この本を読んで「そもそもの規則性」を理解して「人と違う規則」を導き出す必要性があることを理解できました。

そのためには、型となる思考のフレームワークを当て込むのが、効率が良くて、かつ、質も安定すると感じました。

実際にこの本でも、「観察、考察、推察、洞察」などいくつかフレームワークが紹介されています。

今まで、知識として入れては消えていった思考のフレームワークを、初めて自分のものとして習得すべきというイメージを持たせてくれました。

ビジネスモデルとして優れているのはなにか

須藤さんは中学3年生のときお金を稼ぐ仕組みを調べたいという動機から歴史の教科書をひたすら読みこんだそうです。

教科書を読み込むなんて中学生らしいですが、この作業から下の結論を15歳で導き出したそうです。

<優れたビジネスモデル>

  • 宗教:人の信仰心に根ざしているため、人がいれば市場開拓が可能
  • 賭博:人の欲や中毒性に根ざしているため、こちらも人さえいれば市場があるのと同義
  • 資源:地球に存在するものを採掘しているので原価がタダ
  • 国家:生活の中で当たり前にあることやモノに税金という名の手数料をかけているので、頑張らなくても売上があがる

でこれらを抽象化して、

  • 市場成立のハードルが低く、
  • 裾野が広く、
  • 原価がタダみたいなもので、
  • 普通の生活の中にあたりまえにあることやものに手数料がかけられる

といったビジネスモデルが優れているという考えにいたったそうです。

15歳ですよ!

すごすぎますよね!

この定義、40歳手前の私にとっても非常にありがたい定義づけです!

これを中学3年生でやってのけるのがすごすぎます!!

その若さにして日頃、何気なく接してるものの見方を変えて、言葉をあたえていたわけです。

言葉をあたえることによって、人とは違う規則性を見つけていたんですね!

見つけた規則性を他のビジネスに応用して成果を上げていく。

このころからハック思考を体現されていたんですね!!

変わった私のアクション【3】

デジタルで表現できないか考え中

宗教、賭博、資源、国家をデジタルで表現することができたらビジネスとして成立するのかな思いました。

今、あらゆるサービスがデジタルの参入によってビジネスモデルの前提が覆ったりしています。

これら優れたビジネスモデルもデジタルと掛け算することで大きな市場を捉えるサービスが作れそうです!

今後、こういった会社が伸びるのかなと思って意識して市場を注目していきたいです!!

歴史や地政学を勉強してみた

よくよく考えたら日本史も世界史もこの4つのビジネスモデルの話ばかりですよね!!

過去のこれらの変遷を知ることで、ある程度次に来る流れが予測できるのかもしれません。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史から学ぶ」とも言いますしね!

最近では変化が激しすぎて、”歴史”からの学びが通用しにくいといったケースもあるにはあるそうですが。。。

これは具体的になにか良い効能があったなんてことはないのですが、シンプルに勉強としてはとても楽しいですね!

教養としてもビジネスマンは知っておくべきジャンルなので、学びのきっかけをくれた本書に感謝です!!

おわりに

いかがだったでしょうか?

この本はその他にも著者の独自の言葉で劇的に成果をあげるための法則や思考フレームワークを具体例とともにわかりやすく解説してくれています。

仕事で成果を出したい人だったら必ずやなにかしらの学びを得られる良書です!!

ぜひご興味が湧いた方はお手にとって読んでみてはいかがでしょうか?

本日は以上になります。

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました!

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