みなさん、こんにちわ。
本ブログの管理人RRです。
先日、会社の新任管理者向け研修にて、ファイナンス講座に参加してきました。
その研修では、ファイナンスの初歩的な内容を教えてくれました。
受講生のみなさんはスラスラ理解されているようで、みなさんうなずきながら話を聞き入っていました。
対する私は・・・。
何を言っているのか、わからなすぎて、ただただ自己肯定感を失っていく時間でした。
自らの勉強不足を激しく痛感しました。
「これはちゃんと勉強せなあかん!」
と思いまして、本日からファイナンスに関して日々勉強したことをブログにてアップしていこうと思っています!
自分がこれからどこまで突き詰められるか、未知数ではありますが、さっそく取り組んでいきます!
ということで、本日のテーマは、
・ファイナンス学習はキャリアップへの第一歩
というテーマでお話します!
まずはファイナンス学習の入口がどうなっているかを調べてみました!
では、いってみましょう!
ファイナンス学習はキャリアアップへの第一歩
私もいろいろと勉強して始めて知ったのですが、
世界の時価総額ランキングTOP50にランクインしている日本企業は、トヨタ1社だそうです。(2021.8月現在)
しかも30位あたりをウロチョロしています。
なぜ上位に食い込める企業が日本から現れないかというと、日本企業がコーポレートファイナンスが上手でないからです。
【参考資料:コーポレートファイナンスとは】
https://www.freee.co.jp/kb/kb-accounting/corporate_finance/
日本はいまだに、「良いものを作れば売れる!!」と思っているふしがあります。
今の時代はそうではありません。
資金調達、事業投資を効果的に行っていくことが重要な時代になっています。
実際に唯一、日本企業でコーポレートファイナンスを世界レベルで活用している企業があります。
それが、ソフトバンクグループです。
1981年に設立した同社は、日本の時価総額上位企業の中では比較的新しい会社です。
しかし、ソフトバンクグループは一時期トヨタに肉薄するほど、時価総額を高めていました。
※2021.8段階ではちょっと調子が悪いです。。。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-09/QXCU1CDWX2PS01
ソフトバンクグループがここまで時価総額を高めることが出来た要因のひとつに、コーポレートファイナンスの卓越さにあると言われています。
ソフトバンクグループのようにコーポレートファイナンスは企業価値を高める一方で、日本ではまだまだコーポレートファイナンスへの理解が不十分な状況です。
ファイナンスに関する専門家不足もそうですが、日本人全体的にコーポレートファイナンスの知見不足という状態です。
今の時代、所属する会社で経営層に入りたいと思うなら、コーポレートファイナンスの知識は必須です。
コーポレートファイナンスの知識がないと、適切な意思決定は下せないからです。
営業畑でひたすら成績を残しても、コーポレートファイナンスを理解していなければ、役員になれず、営業部長止まり。
そんな時代になっています。
コーポレートファイナンスは現代の企業人の必須知識といえそうです。
私も遅まきながら、このことに最近、気づきましてとりあえずまずは1歩目を踏み出そうと、学習を開始したいと思います。
コーポレートファイナンスの全体像
冒頭申し上げたとおり、私はファイナンスセミナーを受講して、ファイナンスの知識不足を痛感しました。
また、キャリアアップへの第一歩としても、ファイナンス学習が重要であることを理解しました。
そのセミナーを受講した帰り道、私は書店に駆け込んで基本的なファイナンス学習が出来る書籍をいくつか買って一読しました。
読んだ本はこちらです。
どれもアマゾンで評価が高いのもあいまって、初心者の私でもある程度理解が出来ました。
読む順番的には、
紹介した順番で、
「まんがで身につくファイナンス」(漫画で楽しく)
⇒「ざっくりファイナンス」(漫画を踏まえて基礎を学習)
⇒「ファイナンス思考」(基礎をもとに事例を知ると具体的に学べて楽しい)
⇒「コーポレートファイナンス戦略と実践」(基礎と具体事例をもとに実践にトライ)
と読んでいくと、ステップアップできる印象です。
良かったら参考にしてみてください。
素人の私が一通りの読書の中で感じたことは、
「全体像やゴールが見えてないとやる気が起きない。」
ことです。
ファイナンスというただでさえ、ふわっとした言葉で捉えにくい内容です。
知らない言葉も多いです。
「いま、どこを勉強しているんだ?」
「全体のうち○○%くらいは勉強を終えたんだろう?」
なんて思いながら勉強しているととても落ち着きません。
いろいろ読んでいく中で、そんな私に落ち着きを取り戻してくれた図がありました。
引用 2019ダイヤモンド社 田中慎一、保田隆明「コーポレートファイナンス戦略と実践」
(管理人が再現)
こちらの図、とてもよくまとまっている印象です。
中央の資産、負債、資本といったバランスシートから、「投資する」「調達する」の各部分との連携がよくわかります。
一通りこの全体像をつかむことで、まずは初心者から抜け出す一歩を踏み出せる期待感が高まります。
初心者のファイナンス学習の羅針盤として最適だな~という印象を持っています。
おわりに
次回から、本格的に学習をすすめていきます。
私自身、さきほどご紹介した4冊をざっと読んだだけなので、ファイナンスについてほとんど身についていません。
ファイナンスは一読しただけでは、身につく代物ではないと痛感しています。
(実はそれ以外に数冊トライしましたが、難しくて積読になっています。。。)
ファイナンスをちゃんと理解できるように、まずは初歩の知識をひとつひとつ積み上げていこうと思っています!!
このブログを通して、みなさんと一緒に学習できればと思っています。
次回はこの図でいうところの「会社の一生と財務戦略の全体像の把握:Life of a Company」について学んでいきたいと思います。
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。