さあ、困難に勝ち抜くチームを作ろう!
あなたのマネジメントで!!
はじめに
本日はWHO YOU ARE 君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくるについてご紹介したいと思います!
この本はベン・ホロヴィッツさんという方が書いた本です。
この方はあの世界的なベンチャーキャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitzまたはa16z、正式名称AH Capital Management, LLC)の共同創業者兼ゼネラルパートナーの方です。
アンドリーセン・ホロウィッツは、2009年にマーク・アンドリーセンとベン・ホロウィッツ(本書の著者、)によって設立されたベンチャーキャピタルです。
※アンダーソン・毛利・友常事務所的ネーミングですね。
ベン・ホロウィッツはHARD THINGSというニューヨーク・タイムズで、ベストセラーになった本の著者でもあります。
「WHO YOU ARE 君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる」を読むべき人
WHO YOU ARE 君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくるは組織文化を変えることが出来るリーダーのアクションプランを示してくている良書です。
- チームを率いて新しい挑戦をしたいリーダー
- 今、経営者や管理職の方や、これから経営者・管理職になる方
- 職場の文化・慣習を変えたいと思っている人
こういった方にとって有意義な内容です。
「WHO YOU ARE 君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる」が教えてくれること
WHO YOU ARE 君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくるは、
困難な出来事を乗り越えることができるチームづくりの具体的なエッセンス
を学べます
それも、世界的に有名な偉人を事例として説明してくれます。
世界的に成果を出しているVCの経営者が、結果を残した世界的偉人のエピソードを事例にしているんです。
- 説明している人も超一流!
- 取り上げる事例に関しても超一流!
といった、結果にコミットすることに関しては、間違いない本です!
本記事は、そんなWHO YOU ARE 君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくるから私が得た学びをご紹介したいと思います!
組織と文化を変えることが出来る7つのテクニック
WHO YOU ARE 君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくるの最大のポイント、それは組織の文化を変える7つのテクニックです。
ここでいう組織の文化とは、組織の考え方と行動の傾向といった意味合いです。
著者ベン・ホロヴィッツさんは、この7つのテクニックをハイチ革命の指導者トゥーサン・ルーベルチュールの物語とともにを説明しています。
引用:世界史の窓
その7つのテクニックと私の解釈がこちらになります。
- うまくいってることを続ける ⇒強みは残せ!
- ショッキングなルールをつくる ⇒なんで?って思わせろ!
- 服装を整える ⇒形から入ってもいい!
- 外部からのリーダーシップを取り入れる ⇒自分たちだけじゃ簡単に変われない!
- 何が優先かを行動で示す ⇒行動が言葉より重い!
- 言行を一致させる ⇒リーダーはお手本になれ
- 倫理観をはっきり打ち出す ⇒目先の利益に捉われるな!長期的利益を取れ!
です。
そして、今回はこの7つのうち、私を最も唸らせてくれた2、ショッキングなルールをつくるを深堀りしたいと思います!!
「ショッキングなルールをつくる」にショッキング
「どういこと???」
この文章を読んだときの私の第一印象がまさにこれです!!
「ショッキングなルールをつくるって絶対に駄目なのでは?」と、思いますよね。
というのも、私にとってはショッキングなルールを作る人はたいてい失敗する印象があったからです。
思い出されたのは、以前いた職場にやってきた熱血系の上司です。
現場無視のショッキングなルールを作り出して、多くの部下から反感を買っていました。
WHO YOU ARE 君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくるでいうショッキングなルールも、普通には受け入れがたいルールという定義です。
「そんなルールを作ったらチームのメンバーに反感を買うのでは?」と不安になります。
「なんでなんで」と困惑している私に、著者ベン・ホロヴィッツさんが教えてくれた3つのポイントを私なりに解釈すると、
まずは記憶に残せ
ショッキングなルールは作って、チームのメンバーの印象に残すようにしましょう。
前提として、ルールは忘れられます。
ルールが忘れられると、その組織の文化も忘れられます。
だからルール自体にインパクトを残さなければならない!
インパクトを残すという意味でショッキングであれとのことです。
メンバーに「なぜ」と問わせて、カウンターパンチを入れろ
ショッキングなルールを作ると、「なんでこんなルールがあるんですか?」と間違いなく質問が上がってきます。
この質問を引き出すのが重要です。
この質問に対しての答えで、その組織の考え方を明快に示すことができるんです。
この質問があって、初めてショッキングなルールが意味を成すんです。
ここでやってはならないのは、間違っても質問に面食らってはいけないし、カウンターパンチを外してもいけない。
ショッキングなルールでジャブを打ち、反応して質問してきた相手に対して、ショッキングなルールが設定された明確な理由でカウンターパンチをお見舞いしなくてはなりません。
そのパンチ力はジャブの何倍にもなるので、大きなインパクトを質問者、ひいてはチームにもたらします。
そして、そのインパクトが文化になるんです!
毎日意識するルールにしろ
ショッキングなルールを設定して、チームのメンバーに「なんで?」と質問させて、その理由を明確に示すカウンターパンチをお見舞いすることに成功したとします。
ですが、そのパンチが1年に1回だと、ルールは文化に昇華しません。
ショッキングなルールを毎日意識できる仕組みを作りましょう。
毎日意識することで、ルールが文化として組織に残りやすくなります。
カウンターパンチを忘れる人多すぎ問題
「なるほど・・・。」
と、私は熱血上司がチームから反感を買った理由を、WHO YOU ARE 君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくるを読んで初めて理解できました。
カウンターパンチ(ショッキングなルールを設定した理由)を上手く繰り出せてなかったんですね。
だから、ショッキングに対しての嫌悪感だけが残ってしまい、、そのまま軌道修正されることなく嫌悪感が維持されていたんです。
本来ならばチームの嫌悪感を、リーダーの理由の説明によってポジティブに裏切らなければなりません。
一見ショッキングだけど、詳細を聞くと腹落ちする。
この落差により、チームに好印象を与えることが、ショッキングなルールを作る真意があります。
そのことを知らずにただただよくわからないショッキングなルールを作るようでは組織の文化は変えられません!!
みなさんも人生に何回かはリーダーとなってチームの変革に挑戦する機会があると思います。
そのときはぜひ、カウンターパンチを入れる前提でショッキングなルールをつくる!!、は絶対覚えておきましょう!
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回は、WHO YOU ARE 君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくるについてご紹介しました。
まとめると、
- 組織を強くするにはまずリーダーとして、ショッキングなルールを作れ。そして組織にインパクトを残せ!
- ショッキングなルールを作ると、必ず「なぜそんなルールを作るんだ」と質問が必ず来る。その質問に対しての答えが、組織の明確な考え方になる。
- ショッキングなルールを作った理由を、チームが感嘆する内容にするべく、事前に質問に対してどう返すかを準備をしよう。
- ショッキングなルールを作った理由に対してうまくチームに説明できても、説明の頻度が少なかったら意味が無い。絶えず、チームで意識できるような構造を作ろう。
です。
この本はその他にも
- 日本の武士道
- チンギス・ハーン
- ベン・ホロヴィッツさんのビジネス上の経験
からも組織文化をどう変革していくかをわかりやすく解説してくれています。
組織文化を変革する方法論を言語化し、詳細に説明してくれる数少ない良書です。
ぜひご興味が湧いた方はお手にとって読んでみてはいかがでしょうか?
本日は以上になります。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました!