「やるべきことを後回しにして、後悔する。」
そんな失敗がない人生を送りたくありませんか?
はじめに
みなさん、こんにちわ。
本ブログの管理人のRRです。
今回はイ・ミンギュさんの「後回しにしない技術」「すぐやる人」になる20の方法について要約します。
こちらの本は韓国で22万部発行されたベストセラー作品の日本語訳版です。
著者のイ・ミンギュさんは、韓国では著名な心理学者です。
そんなイ・ミンギュさんが実行力を身につける秘訣をありありと本書で述べています。
本書では、実行力を発揮する秘訣として、そのプロセスを大きく、
- 「決心」
- 「実行」
- 「継続」
の3つのフェーズに分けて解説しています。
今回はこの3つのフェーズのうち、
「継続」にフォーカスを当ててご説明します。
【決心編】
【実行編】
この本を読んで欲しい方
- 入試や資格試験など一発勝負のテストを先に控えている方
- 常に納期や数値達成に追われる人
- 過去の目標設定においてことごとく達成できずに失敗してきた人
- ふだんからやるべきことを後回しにして、苦い思いをしてきた人
といった方にとっては、人生が変わるレベルで、気づき・アクションプランを与えてくれる本です。
この本が解決できるお悩み
- 後回しにしてしまうクセのある人が、まずなにをやるべきかをきちんと理解できるようになります。
- 後回しにする人生がいかにマイナスかを理解して、即行動できる人に変わるチャンスを得ることができます。
- 目標設定をしたら、その目標を必ず達成するための思考法・テクニックを学べます。
- 目標達成するためのテクニックを通して、あなたが学業や仕事において、大きな成果を得る可能性が高まります。
といったお悩みが本書で解決できます!
非常に学びの多い一冊ですので、今回はそのフェーズごとに要約していきます!
本記事では「継続」について解説します!
本書に書かれていた後回しにしない行動を続けるために、管理人的に重要なことを5つに絞ってご紹介しています。
どうぞ、最後までお付き合い下さい。
①自己イメージで行動が決まる
自分をどうイメージするかで行動は決まります。
「自分はなんでも後回しにしてしまう」
と、悩んでいる人は自分自身のことを、
「なんでも後回しにしてしまう人間」
と、イメージしています。
そうやって自分をイメージしてしまうと、後回しグセはなかなか直りません。
人は言行一致をとろうとするため、自分のイメージどおりに行動してしまうからです。
なので、まずは自分自身のイメージを変えましょう!
過去にとらわれる必要はありません。
過去はもう変えられませんから。
変えられないことにとらわれても意味はないですよね。
変えられる未来だけを見て、まずは自分のイメージを、
「私は、どんなことでも即断即決!後回しをしない実行力とそれを継続する力のある人間である」
と、勝手にイメージすることから始めましょう!
このイメージが実行力・継続力を高く維持する土台となります。
②断る勇気を持とう
自分を、
「後回しをしない実行力のある人物である」
と、イメージしても、結局後回しばかりしてしまい、
- イメージを持てない
- 継続できない
といった人が多くいます。
そういった方の多くは、やるべき必要のない仕事が多い傾向にあります。
自分がやりたくない仕事を、人から頼まれただけで安易に引き受けてないでしょうか?
それ、全部断りましょう!
自分の予定は自分が重要と、思う仕事だけで埋めましょう。
そうすれば、後回しにしたくない重要な仕事だけをこなせるようになります。
また、やりたくないことをきっちりと断ることで、
周囲からの信頼アップ
重要なことしか引き受けないというスタンスで仕事をしているので、引き受けたときの仕事は質の高いアウトプットになります。
その結果、周囲からの信頼がアップします。
他者に振り回されない人生
主体的に仕事を選択しているので、自分の仕事に関して納得感が高まります。
といった効果も生まれます。
「そんなことを職場でやったら、周りから文句を言われそう。。。」
と、思う方も多いかもしれません。
たしかにそのリスクがゼロとは言いませんが、一度実験的にやってみてはいかがでしょうか?
案外、なにも言われないかもしれませんし、仕事の質が上がって反対に周りの信頼があがるかもしれません。
まずは、重要でない頼まれ仕事を断る実験をしてみることから、始めてみてはいかがでしょうか?
③環境をコントロールする
行動を継続するには環境がすべてです。
ここでいう環境とは、
行動せざるを得ない仕組みがある状態
を指します。
まず一番やってはいけないことは、自分の意思に頼ることです。
正直、多くの人にとって、意思は非常に薄弱なものです。
人は、楽な方や短期的に見て利益が大きい方に流れてしまう生き物だからです。
「後回しするのをやめて、どんどん行動をしたい」
と、考えている人は中長期的な目標達成を目指して、行動を変えようと思ってる方です。
なので、中長期な目標に対して、意思で立ち向かうのは相性が悪いです。
意思ではなく、行動せざるをない環境づくりで立ち向かいましょう。
- ダイエットをしたければ、そもそもカロリーの高い食品はそばに置かない
- 仕事に集中したければ、注意をそらすスマホは置かない
- ウォーキングを習慣にしたければ駅から遠いところに引っ越す
など、意思ではなく環境面からアプローチすることが継続のコツです!
④臨界点は必ずやってくる
やめなければ、いつか臨界点に到達し、目標は達成できます。
ここでいう臨界点とは、
急にグンと変化するタイミング
を指します。
水を熱して100度なったら、沸騰して蒸気に変わります。
この100度の瞬間が臨界点です。
どんなことでもやめずにコツコツやっていれば、いつか必ず、この臨界点に到達します。
100度になって、水が蒸気に一気に変化したように、あなたが取り組む行動にも100度の瞬間が必ずあります。
ダイエットをしたことがある方はわかると思うのですが、ダイエットの始めはとても空腹が気になって、きついです。
けど、3日くらい乗り越えたら、体がその感覚に慣れて、ラクになるタイミングってありますよね?
それとともに、実際に体重が減ったり、体型が変わると成果も感じられます。
そして、どんどんダイエット生活にのめり込んでいく。。。
こうなるとダイエットの成功はほぼ目の前です。
途中でやめてしまう人は、この臨界点に出会う前にやめてしまっているんです。
臨界点は必ず目標達成の手前にあり、臨界点に到達すれば一気に目標をたぐりよせることができます。
そのときは自分の成長が実感できて、楽しくて楽しくて嫌でもやめられない状態になります。
なので、
- 「臨界点が必ず来る!!」
- 「もしかしたら明日、臨界点がくるかもしれない!」
そう理解しておけば、多少つらくても、
乗り越えて継続するぞという前向きな気持ちを維持できます。
⑤積極的に人に教えよう
継続していることで、学んだことを他人に教える機会を作りましょう!!
- プレゼンテーション担当に立候補する
- 新人スタッフへのOJT指導官を買って出る
- 解説ブログを書く
といった形で、なんでも人に教える機会に手をあげて立候補しましょう!!
なぜかというと、
ノウハウをさらに磨く必要がある。
人に教えるとなると、必然的にただ行動していた頃より高いレベルの知識や経験が求められます。
全体的な水準を高める必要ありますので、どんどん行動して自己の能力を高めないと人には教えられません。
人前で教えるのが下手な姿を見せたくないという気持ちも生まれます。
このように、教える機会を作ると、環境的に負荷がかかって、後回しにしないで行動せざるをない状態になります。
教えるに見合ったイメージを作ろうとする
教える機会を積極的に作っていくと、教える立場の自分をイメージして、それに合わせるような行動をしていきます。
先生と生徒なら、先生の方が生徒よりたくさん行動していて、知識や経験が豊富だと思いますよね。
そのイメージに自分を重ねて、自然と後回しにしないで行動できるようになります。
言葉と行動を一致させようとする
- 「プレゼンテーションやります」
- 「新人へのOJTやります」
- 「ブログ書きます!」
と言ったら、言行を一致させないと少し気持ち悪いですよね。
繰り返しですけど、人は言葉と行動を一致させたい生き物です。
なので、教える機会に立候補した自分に納得できるよう、自然と行動をするようになります。
行動を後回しにしたくなかったら、とりあえずなんでも宣言するのがベストです。
おわりに
いかがだったでしょうか?
本記事では、イ・ミンギュさんの「後回しにしない技術」「すぐやる人」になる20の方法~継続編~についてご紹介しました。
まとめると、
- 人は言行一致をとろうとするため、自分のイメージどおりに行動してしまいます。望ましい行動を継続したければ、まずは自分自身のイメージを「後回しをしない実行力のある人物」と、強引にでも変えていきましょう!
- 人から頼まれたという理由だけで安易に引き受けている仕事は、全部断りましょう!自分の予定は「自分が重要」と、思う仕事だけで埋めて、やるべきことだけに集中できる状態を作ることができます。
- 人の意思は薄弱で、中長期な目標に対して、短期的な利益を優先してしまいます。意思ではなく、望ましい行動をせざるをえない環境づくりで、目標達成を目指しましょう。
- 途中でやめてしまう人は、臨界点に出会う前にやめています。臨界点は必ず目標達成の手前にあり、臨界点に到達すれば一気に目標をたぐりよせることができます。「臨界点がもうすぐ来る!」と、信じて日々コツコツ取り組みましょう!
- 積極的に人に教える機会を持ちましょう。教える機会を設けると、人に教えられる先生という自分のイメージを持つために、さらなる学習をするようになり、結果的に行動の継続につながります。
です。
本記事を読んで、興味が湧いた方は、
「決心編」
「実行編」
もまとめてありますので、よければご覧下さい!
また、本書を手に取ってみると、もっと深い発見があるかもしれません!
こちらもご興味が湧いた方はこちらからどうぞ!
本日は以上です!
では、また!