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書評「2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ 」ピーター・ディアマンディス (著)

こんにちわ!!

RRです!!

本日のテーマですが、「2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ」という本の話をしたいと思います!!

この本の感想をひとことで言うと、「テクノロジーの勉強をしないとサラリーマンとして死ぬな~」という印象です。

「死にます!」と衝撃的に書きましたが、死ぬというか、「取り残される」って感じですかね~

ゆでガエル状態になってしまいます!

会社なら時代遅れのサービスを提供して顧客に逃げられ、個人なら市場価値のない人材になっちゃうよ~といった感じでしょうか!

どうして、そうなるかというと、テクノロジーの発展が既存の価値・環境を破壊しまくってくるからです!

今回はそのとてつもないDestroyっぷりを勉強して、自分の仕事の仕方をどう変化させていくかを考えてこうと思います!!!

このブログでも取り上げた2025年を制覇する破壊的企業シリーズの5年後である2030年の未来予測!

どんな感じになるのでしょうか!??

必見です!!

それではいってみましょう!!

テクノロジーの融合がもたらすインパクト

2021年段階において、よく耳にする新しいテクノロジーってたくさんありますよね。

たとえば量子コンピュータ、人工知能(AI)、ロボティクス、ナノテクノロジー、ブロックチェーン、5G、VR/AR/MR、3Dプリンター、バイオテクノロジーなどですかね。

この本によると、今あるこれら話題のさまざまなテクノロジーが融合して新しい価値を作りながらかつてないレベルでパワーアップしてきているみたいです。

本では「コンバージェンスの時代が来る」と紹介されています。

そして、融合によりもたらされる破壊力が、とんでもねええええことになっているみたいなんです!!!

あらゆるテクノロジーが指数関数的に成長をしている

なぜ、融合で破壊力が半端なく伸びるかというと、各テクノロジーが指数関数的に成長しているからです。

「指数関数的成長」ってみなさん、イメージできますかね?

この本では「エクスポネンシャルな加速」と表現されています。

はじめ緩やか後半爆伸び成長するやつです。

下に図、載せておきますね!

さっき言ったようなテクノロジーの成長が個々で、この指数関数的成長の爆伸び期にいて、どんどん伸びている。

単体のテクノロジーだけでも市場の価値観を壊すくらい伸びているのに、これらが融合するもんだから壊すどころか、関連する産業の存在そのものを無にするくらいのインパクトになっているんです!!!

原点はムーアの法則

ムーアの法則は、2021年には終わりを告げるみたいなことが昔は予想されていたんですが、そんなことはなくて、現在ではあらゆるテクノロジーの業界で同じ事(指数関数的成長・エクスポネンシャルな加速)が起きているというのが著者の主張です!

「集積回路の実装密度は18カ月ごとに2倍になる。」

このムーアの法則は、1965年にインテル共同創業者のゴードン・ムーア氏が経験則をもとに唱えたものです。

めっちゃ簡単に言うと、「コンピュータの性能が1年半から2年経つ毎に2倍になっていきまっせ~」って話です!!

念のため、伸び率をわかりやすく書いておきますが、1を起点とすると、1年半から2年毎に

1、2、4、8、16、32、64、128、256・・・・・てな感じで伸びていくって話です!!

これが指数関数的成長です!!

すごい伸び方ですよね!!

この本によると、2021年になった今もムーアの法則は終わることなく、コンピュータの性能は伸びていて、今後も伸びる見通しだという話です。

ちなみに「これ、本当かよ!?」と思ったんですが、

  • 2023年⇒10万円くらいのノートパソコンが一人の人間の脳と同じコンピューティング能力を持つ。
  • 2048年⇒10万円(現在価格)くらいのノートパソコンが地球上の全人類の脳を合わせた能力と同じになる。

なんて書かれています。

人類は常に、機能が高い新しいコンピュータを作ったら、その新しいコンピュータを使って、また機能が高いコンピュータを開発してきました。

そして、新旧のフィードバック・ループを作って、どんどん成長を加速させてきたそうです。

こう聞くと、あながち不可能じゃないんだな~と感じた次第です。。。

人類はすごい!!

100年で人類2万年分の変化が起きる

この本によれば、今から100年の間に人類の2万年分の変化が起きるそうです。

2万年分て数字で示されても意味がわかならいっすけどねwwww

ちなみに人類は縄文時代の高床式倉庫を、現代のタワーマンションに昇華させるまで、約4000年程度でなしえました。(当ブログ調べ)

その5倍のテクノロジーの発展が現代のタワーマンションに積み上がるって事は・・・・。

2121年には最上階が月にまで伸びてるとかになってるんすかね~

もしくは地下階からブラジルまで下りられんですかね~

ブラジルのみなさん、聞こえますか~が現実になるのか!?

とんでもない時代に私たちは生まれてしまったのかもしれません・・・。

いずれにしても、とてつもない変化が起きる中、安定してビジネスをするためには、ひとつのことにこだわらず常に変化を受け入れることが必要なのかもしれませんね。

おわりに

この本、洋書の翻訳なんでかなり読みにくいんですよね。

しかも、本がめっちゃ厚くて、情報量が多すぎてお腹いっぱいになります。

けど、後半の多くが索引とか引用書籍の紹介なので、実は意外にページ数が少ないです!

なので、突如「おお終わりや~!!」ってなるという喜びもあります!!

良かったら手にとって読んでみてください!!

今回は抽象的概念のご紹介で終わりましたが、まだまだおもしろい概念があったので、このブログでゆっくり紹介していきたいと思います。

 

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