人はみんな、話したい生き物。
だから、聞き役に回ることでコミュニケーションの達人になれます!
はじめに
みなさん、こんにちわ。
RRです。
今回は永松茂久さんの人は聞き方が9割について要約します。
永松茂久さんは先日、本ブログでも紹介しました人は話し方が9割の作者です。
「え、どういうこと?話すと聞くどっちが大事なの?」
と、なりますよね。
そのあたり、くわしくお伝えしていきます。
人は聞き方が9割を読むべき人
- うまく話が出来ず、失敗した経験を持っている人
- 何を話せば人との会話が盛り上がるかがわからない人
- 人とコミュニケーションをとるのが苦手な人
- 沈黙が気まずく感じる人
にオススメです。
人は聞き方が9割が解決してくれるお悩み
- 良い聞き方の具体的なアクションを知ることで、会話に対する苦手意識を克服できます。
- 人間関係のトラブルを減らすことができます。
- 良い聞き方をマスターすることで、多くの人から承認される存在になれます。
の3つが大きな解決ポイントです。
人は聞き方が9割を一言で要約すると
人は聞き方が9割の内容をひとことで要約すると、
日常会話の教科書 下巻
です。
人は話し方が9割が日常会話の教科書の上巻と私は思っています。
人は話し方が9割の要約記事はこちら!
そして、本記事でご紹介する人は聞き方が9割が下巻というのが私の中のイメージです。
なので、
- 人は話し方が9割
- 人は聞き方が9割
の2つを理解しておけば、日常会話で困ることはない!!
どちらもそう断言できるレベルの良書です!
管理人的おすすめトピック×2
そんな人は聞き方が9割の管理人的おすすめトピックを2つに絞って要約します。
トピック①人は話し方が9割、人は聞き方が9割どっちが大事なの?
2冊まとめた結論から言うと、聞き方が大事です。
人は話し方9割の要約記事を読んでいただいた方ならご存知ですよね。
人は話し方が9割の内容の大半は聞くことの重要性を主張しています。
「話し方」と書いているのは、うまく相手の話を聞くためにどう話すかを説いているんです。
なので、一貫して聞くことがめっちゃ大事!と、主張しているのがこの2冊です!
人が最初に感じるのは排出の感情
なぜそこまで聞くことが大事かというと、人には排出の感情があるからです。
人は生まれて初めてする行為は、おぎゃーと泣くことです。
そこからうんちやおしっこなど、体からいろいろ排出することに快感を得ます。
基本的にアウトプットをすることから人生がスタートするんです。
なので、根源的に排出が体にしみついているんです。
”話す”ことも同じで、自分の中から外に出す排出に含まれます。
人それぞれ差はあるものの、話すことに快感を得る方、多いんじゃないでしょうか。
こう聞くと、TwitterなどのSNSが盛り上がるのもうなずけますよね。
みんな、排出したくて、話したくてSNSに思いを吐き出しているんです。
”話す”がマジョリティで”聞く”がマイノリティ
多くの方が話したくて、話したくてうずうずしています。
ただ、コミュニケーションは話し手だけでは成立しません。
聞き手が必要ですよね。
ですが、話したい人が圧倒的に多いので、聞き手が不足しているんです。
なので、この聞き手に回るだけであなたは多くの人のニーズに応えることができます。
聞き手に回るだけで、あなたはコミュニケーションにおける唯一の存在になれるんです。
聞いているだけだと疲れます!!
とはいえ、人の話を聞いているだけだと疲れますよね。。。
なので、すべての人の話を聞くに徹してなくていいんです。
あなたにとって気の置けない家族・仲間なら、いつものあなたらしく自由に会話を楽しめばいいんです。
ただ、ビジネスシーンやコミュニティでの活動など人間関係に配慮するシーンにおいては聞き役に徹する。
そうやってバランスをとっていきましょう。
間違っても、自分の活動範囲のいたるところでしゃべくり倒すことは禁物です。
トピック②人は聞く力が9割が伝授する魔法の傾聴
聞くことが求められているのはわかるが、具体的にどうやって聞けばいいかわからない。
そんな人も多いとは思います。
ここでは聞くことの具体的なテクニックをご紹介します。
それが魔法の傾聴です。
人は聞き方が9割では、魔法の傾聴に5つの要素があると定義しています。
魔法の傾聴のポイント①表情
表情のポイントは
- 笑顔の先出し
- 表情のペーシング
- 目の使い方
です。
相手と話す際は笑顔の先出しをしましょう!
笑顔を見せられて嫌な気持ちになる人は世界中、見渡してもいません。
完全な余談ですが、世界の共通語は英語でなく、笑顔だと思うという歌詞のヒットソングすらあります。
本書でもフレーズが紹介されているので、こちらでは実際の歌をご紹介します。
笑顔はどんな相手にも通じるコミュニケーションのひとつです。
なので、コミュニケーションのときは常に笑顔でいることを基本としましょう!
相手に合わせる表情のペーシング
とはいえ、相手の話が笑顔と適さない内容の時に笑顔でいるとマイナスになります。
なので、まずは笑顔の先出しでコミュニケーションを始めますが、そのあとは相手の表情をペーシングします。
要するに、相手の表情を観察して、その表情の感情を追いかけるイメージです。
そうることで、「あなたの話の内容を理解しています」というアピールにつながります。
目は口以上にモノを言う
目は口以上にものをいうといいますが、これは真実です。
しかもコロナの影響で、最近はマスクをするのが日常になっています。
マスクをしているとコミュニケーションの際、顔を見るときは常に相手の目に視線がいっています。
より目がモノを言う時代になっています。
なので、目の使い方は大事です!
具体的な目の使い方として、ポイントは眉間です!
- しっかりと話を聞くときは眉間を狭くする
- 笑顔をつくるときは眉間を開く
- 驚くときは眉間を上に上げる
この3つを意識しましょう。
魔法の傾聴のポイント②うなずき
うなずきも聞くときに重要なアクションです。
うなずきひとつで相手が気持ちよく話せます。
ただ、うなずくだけでは少し物足りないです。
うなずきに強弱をつけましょう。
普段は弱、相手が感情を込めたら中、深く納得したら強といった感じです。
このうなずきひとつで相手の話をじゃんじゃん引き出せます。
魔法の傾聴のポイント③姿勢
ポイントは3つです。
- 前傾姿勢で聞きましょう。
- スマホはさわらない
- へそを向けて会話をしましょう
です。
はじめ2つの前傾姿勢、スマホは文字どおりで、補足が必要なのはへそを向けて会話を楽しむかと思います。
へそを向けて会話を楽しむは、カウンターでの会話などを想定しています。
カウンターだとお互い正面を向いていますが、そんなときも自然とへそを相手に向けて会話をしましょう。
そうすることで、あなたの話を聞いていますというアピールにつながります。
結果、相手が喜んでじゃんじゃん話してくれますので、ぜひ実践しましょう!
魔法の傾聴のポイント④笑い
笑わせるより一緒に笑う方が相手は喜びます。
人は話したい生き物で、話すときに安心感を得たいからです。
さきほど紹介したうなずきの強弱と同じレベル感で”笑う”を足しましょう!
そうすることで、相手はあなたから承認されたと思います。
そして、あなたにも承認を返してくるでしょう。
こうなるとコミュニケーションにおける人間関係もかなり良好になります。
魔法の傾聴のポイント⑤感賛
感賛は著者の造語で、感嘆+賞賛のことです。
コミュニケーションにおけるリアクションの半分以上がこの感賛で決まります。
感嘆は驚きの表現で、わー!、へー!、ほー!、きゃーなどです。
賞賛は相手を褒め称えることで、すごい!、すてき!、いいね!などです。
この2つのセットを「ちょっとオーバーかな?」と思うくらいで使いましょう。
そうすることで、相手はあなたに心を開いてどんどん話を展開してくれます。
人は話し方が9割では拡張話法として紹介されています。
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回は永松茂久さんの人は聞き方が9割を要約しました。
まとめると、
- 人は話すより聞くことで希少価値の髙い存在になれます!多くの方が話したくて、話したくてうずうずしていて、話したい人が圧倒的に多い状態です。つまり、聞き手が不足しているんです。なので、聞き手に回るだけであなたは多くの人のニーズに応えることができます。
- 具体的な聞き方としては、魔法の傾聴です。ポイントは①表情、②うなずき、③姿勢、④笑い、⑤感嘆+賞賛の5つです。この魔法の傾聴をすることで、相手はあなたに心をどんどん開いてくれます。
です。
人は聞き方が9割には他にもいろいろな聞き方に関するトピックがもりだくさんです。
気になった方はぜひ手に取ってみてください。
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書籍とオーディブルとどちらもあります!
本ブログでは他にも聞き方の重要性を説いている本の要約を紹介しています。
こちらも合わせて読みください。
本日は以上です。
では、また。